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[但し書き]
ここには、PC-VAN そして biglobe にあったSIG「歴史への招待」の「日本史ボード」において、いわゆる《海人》と呼ばれる人びとについて、私が書いたものを集めた。
これらは、「ムカデについて」に収めた「二荒山vs赤城山」シリーズの続編として1994年に書いたものである。
なお、《海人》は、「《騎馬民族征服王朝説》批判」で私が批判した、江上波夫氏が言うところの《騎馬民族》と同様に、“未定義”な用語である。
つまり、ここでは《海人》というものを漠然としたイメージとして捉えているに過ぎない。したがって、私が江上説を批判したのと同様な批判が可能だと思う。
それにもかかわらず、あえてこれらを公開するのは、興味深い情報が多く含まれているからである。
そこで、ここでは、なんらかの理由で海にも生活の場を求めた人びとを《海人》と呼んで良いことにする。また、《海人》の子孫であることを自称したり、《海人》と同族意識を持っていれば、今は海と無関係であっても、《海人の子孫》とか《海人の末裔》とか《海人族》と呼んでも良いことにする。
さて、《海人》にかかわる伝承が内陸地にも残っていることに端を発し、「いつごろ、どういったグループが、どこにやってきたのか?」を文献史学的、民俗学的に推理したのが、「翡翠と沼河比売」「小泉小太郎」「御船祭り」である。
そして、それらのシリーズの中で無批判に利用していた谷川健一氏の『青銅の神の足跡』を文献史学的に一部分検証したのが「耳と目の結婚」であり、谷川氏がいうところの“耳族”を考古学の研究成果を利用しながら発展させたのが「耳族について」である。
なお、「耳族について」は、それ以前のシリーズの続編ではあるが、これだけを単独で読んでも内容がわかるように書いたつもりである。
| シリーズタイトル | 連載回数 | 投稿日 | 公開日 更新日 |
| 翡翠と沼河比売 | 全21回 | 自1994.05.25 至1994.07.05 | 2002.10.10 2002.10.12 |
| 小泉小太郎 | 全4回 | 自1994.07.22 至1994.07.27 | 2002.10.10 2002.10.12 |
| 御船祭り | 全1回 | 自1994.07.28 至1994.07.28 | 2002.10.10 2002.10.12 |
| 耳と目の結婚 | 全19回 | 自1994.07.29 至1994.09.09 | 2002.10.12 |
| 耳族について | 全24回 | 自1994.10.04 至1994.10.26 | 2002.10.12 |
2002.10.05 / 2002.10.12